大学院

博士前期課程

電子工学専攻,応用化学専攻が新設され,環境に調和した最先端の研究・開発機関としての期待がますます高まっています。

平成11年度に先端科学研究所内に設置されて以来,ハイテク・リサーチ・センターは世界的水準の研究を目指す中核的研究拠点となり,社会に貢献している様々な研究活動が高い評価を得ています。その成果として,平成16年度に「環境に調和する新機能・高信頼性材料の創製」,平成17年度には「超機能バイオ変換システムの臨床診断・環境浄化への応用」が,文部科学省ハイテク・リサーチ・センターの推進事業の継続研究テーマとして認められております。

本学大学院生は前述のプロジェクトのほか,独自研究においても,より実践的なテーマに取り組んでおり,他を圧倒する論文発表数を誇っています。昨年度には,電子工学専攻,応用化学専攻が新たに設置され,より多様化する社会のニーズに呼応した教育研究が可能となり,21世紀の日本を支える優れた技術者・研究者の養成機関として期待されています。

システム工学

環境との調和に配慮しつつ,より豊かな生活の実現に貢献する技術開発が近年,特に重要な課題となっています。本専攻では,このような社会的なニーズに対応して,高効率エネルギー変換や,知的複合材料の開発など工学的見地からの人間支援技術の発展に資する技術者や研究者の育成を目指しています。

熱力学,燃焼学,液体力学,応用力学,シミュレーション工学,スポーツ工学,電子工学,情報工学など最先端の領域で実績を上げている研究者を多数擁し,エネルギー変換をはじめとするエネルギー関連システムの高効率化,小規模システムから地球規模にいたる技術と環境調和に関するシミュレーション技術,健康管理に欠かせないスポーツ用具の性能評価システムなど幅広いテーマのもと,環境や人間に優しい技術の構築が主眼です。

今後解決するべき技術的な課題として,例えば燃料電池自動車のような環境に配慮した車づくり,バーチャルリアリティを利用した航空機の操縦シミュレーション,遠隔医療や遠隔授業に代表されるネットワークシステムを利用した遠隔情報システムの構築,機能材料の実用化に向けた研究などが考えられます。このように本専攻であるシステム工学の研究分野はますます重要かつ多様化しています。

 

電子工学専攻

現代社会において,電子工学の理論や技術は必要不可欠であり,今後も発展が期待されています。本専攻は素材開発の基礎となる「量子物性」,それに立脚した「先端材料」の創成,電子工学の中核をなす「電子・情報工学」の3分野において,基礎理論から応用まで,時代のニーズに応え得る優れた技術者・研究者の育成に取り組んでいます。

本専攻では「量子物性」,「先端材料」,「電子・情報工学」の3教育研究分野を設置。素材開発の基礎となる「量子物性」は,素粒子・原子の世界をひもとく量子力学,統計物理学,凝縮物資を解明する固体量子論,結晶学など,物質の性質を基礎から解き明かす理論の習得を目指します。「先端材料」は,新物質の創成と粒子線と物質の相互作用の解明,新規電子素子開発に結びつく機能設計や物質設計,創成された新規材料の評価,ナノ材料の開発など,凝縮物質の基礎現象から応用に至るまでの広範囲な学問的理解を得ることを目的としています。「電子・情報工学」では,アナログ・デジタルデバイスの開発,有線・無線通信システム,加速器から得られる放射光の活用,電子システムを構築・解析するための信号処理など,電子・情報工学の基礎技術からその応用に至る幅広い教育研究を行っています。

 

応用化学

環境との調和に配慮しつつ,より豊かな生活の実現に貢献する技術開発が近年,特に重要な課題となっています。本専攻では,このような社会的なニーズに対応して,高効率エネルギー変換や,知的複合材料の開発など工学的見地からの人間支援技術の発展に資する技術者や研究者の育成を目指しています。

本専攻では,環境浄化や省エネルギープロセスの開発などを中心とした「環境化学分野」,生命化学に関する研究を行う「生命化学分野」,現代社会が求める新素材を開発する「材料化学分野」の3分野を軸に,広範囲な研究を通じて,即戦力として活躍が期待できる人材育成に取り組んでいます。「環境化学分野」は環境問題に応えるために,電気化学,プラズマ化学,表面化学,触媒化学,無機化学を基盤とした研究を行っています。「生命化学分野」は,医療分野でも注目を集めるバイオテクノロジーの発展に寄与するため,生化学のみならず,計測化学,生理学,バイオエレクトロニクス,生物有機化学を基礎として,バイオセンサ,生態情報の伝達,遺伝子発現の制御など,生命化学を中心とした教育研究を行っています。「材料化学分野」は,有機化学,高分子化学を基礎として,新規高分子材料の開発や新素材を合成するための新規合成法,触媒の開発など,現代社会が求める新素材の開発に力を入れています。

 

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