工学部 機械工学科
1. アドミッション・ポリシー(AP)
- 本学の機械工学科の学びに必要な基礎的知識(数学・理科)を身につけ、機械の原理・法則を学ぶための力学に関連した基礎教育に十分対応できる能力を有している。
- 本学の機械工学科の学びに必要な基礎的技能(工作、電気、プログラミング等)を身につけている。
<思考・判断・表現>
- 自分の考えや質問の答えを明確に説明することができる。
- 文章理解力や作文能力を身につけている。
- 基礎的な英語力を身につけている。
<主体性・意欲・協働性>
- 機械の仕組みやものづくり技術やロボット・スマート機械技術に強い興味があり、機械系技術者になることを希望する。
- 機械に強い関心を持ち、継続して学習する意欲がある。
- 科学的に探究して解決に取り組むチャレンジ精神を有している。
- 技術者として社会に貢献しようとする意欲がある。
- 仲間と協力し、物事を進めることができる。
<入学者選抜>
- 機械工学科においては、以上の資質・能力等を総合・多面的に評価するため、AO入試・一般入試・大学入学共通テスト利用入試・推薦入試で入学者選抜を実施する。
2. カリキュラム・ポリシー(CP)
<教育内容>
教育内容の項目の末尾の( )は、関連したディプロマ・ポリシーの項目である。
A.知識・理解
- 工学の基礎をなす理数系基礎および情報系基礎を身につけさせる。(DP-A1)
- 機械工学の基礎となる原理・法則についての専門知識を身につけさせる。(DP-A2)
- 機械の機構・動作の仕組みについての専門知識を身につけさせる。(DP-A3)
- 機械に関する技術・技能についての専門知識を身につけさせる。(DP-A4)
B.汎用的技能(プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力、プログラミング能力、問題解決能力)
- 自分の考えや質問の答えを論理的に明確に説明する能力を身につけさせる。(DP-B1)
- 国際社会で活躍するための素養を養わせる。(DP-B2)
- コンピュータの実践的な取り扱いや基礎的なプログラミングを身につけさせる。(DP-B3)
- 技術者として情報収集や分析を行い、広い視野と専門知識を活用して、問題を解決する能力を育成する。(DP-B4)
C.態度・志向性(人間性、社会や産業に貢献する意欲、自己管理力、チームワーク、倫理観・社会的責任)
- 豊かな教養を身につけさせ、深い人間性を養わせる。(DP-C1)
- 機械系技術者の仕事や働くことの意味を理解させ、社会で活躍する準備をさせる。(DP-C2)
- 新しい知識や技術を自主的に身につけ、未解決の問題に計画的に取り組むことができる能力を育成する。(DP-C3)
- 多様な考え方や背景を理解し、他者と連携・協力して課題に取り組む能力を育成する。(DP-C4)
- 技術が社会や環境に及ぼす影響を理解させ、技術者としての倫理観および社会的責任感を養わせる。(DP-C5)
- 機械工学科で学んだ幅広い専門知識や教養を活用し、社会の要求に対応するための創造的な思考ができる能力を育成する。(DP-D1)
- 機械工学の総合的な学習経験を生かして、高等学校工業・中学技術教員になることを目指す者には、教員免許状取得のための指導を行う。(DP-D1)
<教育方法>
教育方法の項目の末尾の( )は、関連した教育内容の項目である。
- 工学の基礎をなす理数系科目を、演習を行いながら学ぶ。また高校理数系科目を十分履修してこなかった学生には、補修科目を設けている。(CP-A1)
- 機械工学の基礎となる原理・法則の知識を定着させるよう、演習を行いながら学ぶ。(CP-A2)
- 実際の機械やロボットに触れながら、機械の機構・動作の仕組みの実用例を系統立てて体験し実践力を修得する。(CP-A3)
- 実際の機械やロボットに触れながら、機械に関する技術・技能を修得する。(CP-A4)
- 主に英語を学習到達別クラスで学習し、TOEIC対策も行う。(CP-B2)
- コンピュータに関する知識とプログラミングスキルを、演習を行いながら学ぶ。(CP-B3)
- 豊かな教養を身につけ深い人間性を養うために、一般教養科目を学ぶ。(CP-C1)
- 機械系技術者の職業内容や職業状況を実例・実務・適正を通して学び、自分自身を向上させる。(CP-C2)
- 環境問題とその技術的解決法、技術者としての倫理、および工学に関する法規を学ぶ。(CP-C5)
- 3年次の工学ゼミ、4年次の卒業研究では、社会から要求されている未解決課題の解決のために以下のことを計画的に行い、期限内にまとめる。(CP-B1, B4, C3, C4, D1)
- 自主的に文献調査等を行い、それにより得た情報を分析する。
- 機械工学科で学んだ幅広い専門知識や教養を創造的に応用して、課題解決に取り組む。
- 未解決課題の解決に学生・教員が連携・協力して取り組む。
- 研究内容の発表および質疑討論を行う。
- 機械工学の専門知識の専門科目に加え、高等学校工業・中学技術教員免許状取得希望者のために、1学年、2学年・3学年に教職課程科目をバランスよく配置し、4学年で教育実習を行う。(CP-D2)
<評価方法>
科目ごとの達成目標を明確にし、各科目の単位修得によって、 教育内容の修得状況は評価される。卒業研究に関しては、複数の教員による卒業論文の閲覧、研究発表、質疑状況によって評価される。
3. ディプロマ・ポリシー(DP)
A. 知識・理解
- 工学の基礎をなす理数系および情報系の基礎知識を有する。
- 機械の原理・法則についての専門知識を有する。
- 機械の機構・動作の仕組みについての専門知識を有する。
- 機械に関する技術・技能についての専門知識を有する。
B. 汎用的技能(プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力、プログラミング能力、問題解決能力)
- 自分の考えや質問の答えを論理的に明確に説明できるプレゼンテーション能力を有する。
- 他者と意見を交わし、英語で基礎的なコミュニケーションを行う能力を有する。
- コンピュータの実践的な取り扱いや基礎的なプログラミングができる能力を有する。
- 技術者として情報収集や分析を行い、広い視野と専門知識を活用して、問題を解決する能力を有する。
C. 態度・志向性(人間性、社会や産業に貢献する意欲、自己管理力、チームワーク、倫理観・社会的責任)
- 豊かな教養を持ち、深い人間性を有する。
- 機械系技術者としてものづくりや機械のシステムに関心を持ち、社会や産業の発展に貢献する意欲を有する。
- 新しい知識や技術を自主的に身につけ、未解決の問題に計画的に取り組むことができる。
- 多様な考え方や背景を理解し、他者と連携・協力して課題に取り組むことができる。
- 技術が社会や環境に及ぼす影響を理解し、技術者としての倫理観および社会的責任感を有する。
D. 総合的な学習経験と創造的思考力
- 機械工学科で学んだ幅広い専門知識や教養を活用し、社会の要求に対応するための創造的な思考ができる。