内山 俊一 学長が電気化学会功績賞を受賞
内山学長が電気化学会第85回大会において 電気化学会功績賞を受賞しました。
この賞は、電気化学会正会員として永年にわたり学会活動を行い、かつ電気化学および工業物理化学の進歩・発展に顕著な功績をあげた個人に対して贈られるものです。
内山学長は、1979年に本学助手として着任後、これまで電気化学会正会員として電気化学および工業物理化学の進歩・発展に大きく貢献してこられました。特に、電気化学分析分野におけるクーロメトリーの迅速化や高精度化、バイオセンサの高感度化、検量線を必要としない簡便な絶対量分析法の開発とその実用化、ならびに新規電池としてのレドックススーパーキャパシターの開発、炭素材料の高機能化と燃料電池電極材料への応用等、電気化学の幅広い分野において顕著な研究業績を挙げて参りました。
また、電気化学会における活動として、関東支部幹事、編集幹事、普及委員会委員長、会計理事、庶務理事、監事、本学で開催した2015年秋季大会実行委員長、化学センサ研究会会長及びエネルギー会議電力貯蔵技術委員会幹事などを歴任し、公益社団法人電気化学会発展のために尽力されました。
これら永年の功績が高く評価され、東京理科大学の堀場達雄氏と共に平成30年度電気化学会功績賞を受賞しました。