短期留学プログラムを開始しました
本学は、セブ島(フィリピン)ITパークへの短期留学プログラムを開始しました。
このプログラムは、「英語集中コース」と「IT+英語コース」の2種類のコースからなる少人数による完全英語の授業で、英語コミュニケーション能力の向上と専門的なIT知識の取得を目指すとともに、卒業後の英語生涯学習の契機を提供し、併せて日比関係の親善・発展に寄与したいと願う青年育成を目的としています。
第1回目となる今回は、3月11日(日)~3月24日(土)までの14日間のプログラムを実施し、本学から5名の学生が参加しました。
参加した学生を代表して、工学部 情報システム学科 2年 大川原 健史さんに現地の様子や留学の感想を語ってもらいました。
工学部 情報システム学科 2年 大川原 健史さん
Q1:留学を決めたきっかけを教えてください。
留学を決めた大きな理由は、「在学中に何かに挑戦し、自分を高めたい」という想いが強かったからです。4年間の大学生活は一瞬で過ぎてしまうという感覚があったので、ただ漫然と過ごすのではなく、毎年目標を立て、そこに到達できるように自分を磨きたいと考えていました。また、塾講師のアルバイト経験から、英語の重要性を痛感したこと、更には、今後、社会に出た際に必要となる『伝える力』『聴く力』をより高めたいと考えたことが契機となり、留学を決意しました。
Q2:セブ島ではどのように過ごしていましたか?
現地の学校に通い、『IT+英語クラス』で勉強をしました。1日のカリキュラムは60分×7コマで構成され、午前4コマではITを、午後3コマでは英語を、重点的に学びました。少人数クラスだったので、わからない箇所をその場で質問でき、先生やスタッフの方々とも直ぐに打ち解けることができました。卒業スピーチでは、現地の校長先生から、“Excellent!!”と褒めてもらえたことが嬉しかったですね。
放課後や休日は、友人とセブ島を観光したり、海に入ったり、地元料理の飲食店で食事をしたりと、『生きた英話』と触れ合いながら、最高の時間を過ごせました。孤児院のボランティアにも参加して、現地の子供と触れ合えたのも貴重な経験になりました。
渡航前は治安面に不安があったのですが、セキュリティーや現地スタッフの体制が万全だったので、危険と感じることは、特にありませんでした。滞在したホテルは、設備面でも食事面でも行き届いていて、とても恵まれた環境で2週間を過ごすことができました。
Q3:この留学で学んだこと、感じたことを教えてください。
どのような環境にも適応できる『対応力』を学ぶことができました。言葉が通じない中で自分の考えを伝え、相手の考えを感じ取る力がついたと思います。コミュニケーションを取るのは元々得意でしたが、この留学を通して、更にパワーアップすることができました!
Q4:「海外でしか経験できない!」と思える体験はありましたか?
滞在先のフィリピンは発展途上国ということもあり、日本にはない『活力』『活気』に溢れ、とても刺激を受けました。なかでも、飲食店でお酒を呑みながら、地元の方々と語り合ったことは、忘れられない体験となりました。「一日一日を懸命に生きることや、物事を前向きに捉える姿勢が今の日本人には足りない」と、友人たちと熱く語り合いました。現地に馴染みすぎて、地元民に間違えられてしまうこともありました(笑)。
Q5:これから留学を考えている方へアドバイスをお願いします。
海外で生活することに不安もあるかと思いますが、先ずは飛び込んでみてください。結果的にとても良い人生経験になると思います。
現地では、『海外に来た』という状況に満足せず、自ら主体性をもって行動することが大切です。失敗もたくさんしてください。その失敗が自分を高めるきっかけになると思います。