フランスのシクラメン園芸会社が生命環境化学科 秋田研究室を訪問しました
世界で最も歴史あるシクラメン園芸会社の一つMorel Diffusion(モレル・ディフュージョン)の研究チームが、フランスから生命環境化学科の秋田研究室を訪問されました。
研究室では、埼玉県の開発した「芳香シクラメン」とイオンビーム照射によって得られた新しい花色を持つ個体の開発や、これまでのシクラメンに関する研究の紹介を行いました。
特に花色(アントシアニン)や香気成分の分析や遺伝子レベルでの解析について紹介し、今後の展望について話をしました。また、黄色芳香シクラメンや青色芳香シクラメンの研究状況について、学内に設置されているP1温室にて大学院生が実物を見せながら紹介しました。Morel Diffusion(モレル・ディフュージョン)側からは、現在開発している新品種についての紹介や、人材交流を含めた連携について相談があり、シクラメンの研究に関する国際的な連携の可能性について意見交換を行いました。
Morel Diffusion(モレル・ディフュージョン)について
1919年にフランスで創設された世界で最も歴史のあるシクラメン園芸会社の一つ。開発された品種は日本を含めて40カ国以上で販売されており、シクラメンの世界的ブリーダーとして認識されている。
https://www.cyclamen.com/ja/index