先端科学研究所 丹羽教授らの研究が「ACS Nano」に掲載されました
本学先端科学研究所 丹羽教授らは、愛媛大学、産業技術総合研究所と協力し、安定で、かつ糖類を高効率に酸化可能な電極触媒であるヘテロダイマーナノ粒子*の新たな作製法を開発し、アメリカ化学会の「ACS Nano」に掲載されました。
(*2つの異元素の金属ナノ粒子が接続された構造を持つ粒子)
https://doi.org/10.1021/acsnano.2c02157
研究内容
パラジウム-白金、パラジウム-白金、金-ニッケルなど様々な組み合わせが可能なことも確認し、触媒材料、光学材料などへ応用展開が期待されます。
(本研究は、丹羽教授が代表を務めた科学研究費補助金の支援を受け、愛媛大学、産業技術総合研究所と共同して行われました。)
ヘテロダイマーナノ粒子の作製法
作製したニッケル-パラジウムナノ粒子が接合した構造
(透過型電子顕微鏡写真)