機械工学科 マイクロ・ナノ工学研究室(長谷研究室)が板橋オプトフォーラム IOF Awardを受賞
本学工学部機械工学科 マイクロ・ナノ工学研究室(長谷研究室)が、「光学部品の生産技術に寄与するAEセンシングとトライボロジー」に関する研究ポスター発表および展示により、板橋オプトフォーラム IOF Awardを受賞しました。
10月5日に板橋区立文化会館で開催された第9回板橋オプトフォーラム(IOF)において、マイクロ・ナノ工学研究室(長谷研究室)が「光学部品の生産技術に寄与するAEセンシングとトライボロジー」に関する研究ポスター発表および展示を行いました。
板橋区には歴史的に光学・精密機器産業関連に強みをもつ企業が多く存在し、『光学の板橋』とも呼ばれています。
板橋オプトフォーラムは、『光学の板橋』だからこそ実現可能な、光学と精密機器分野における研究者・技術者の団体と企業が一堂に会するフォーラムです。本フォーラムによって、各企業が持つネットワークを区内外に拡げ新たな価値を生み出していくことが期待されており、企業から研究者・技術者へと組織を超えた連携が強化される場となっています。
IOF Award(企業展示奨励賞)は、光学関連大学研究室によるポスター発表ブースの中で、「展示が、参加者に見やすく工夫されていること」および「展示に際し、丁寧な説明対応がなされていること」の2点を採点基準として、審査員と来場者の投票によって上位の団体2社に贈賞するものとなっています。
長谷准教授のコメント
数年前から取り組んできたガラス材料のトライボロジー(摩擦・摩耗)特性評価や加工状態監視に関する研究成果が、光学の板橋という相応しい舞台で脚光を浴びる良い機会となりました。
今回、コロナ禍において久しぶりの対面による展示会に参加させていただき、直接来場者の方々と情報交換できる重要性を再確認いたしました。また、当研究室学部生の小沢光輝さんにも説明員として手伝ってもらい、とても良い経験をさせることができました。多くの方々に高く評価していただけましたことを今後の励みにして、研究活動に邁進していきたいと存じます。今後ともご指導、ご鞭撻をいただくことをお願い申し上げ、御礼の言葉に代えさせていただきます。
【参考】
■板橋区 板橋オプトフォーラム
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/bunka/monodukuri/kougaku/1033331/index.html
■機械工学科 マイクロ・ナノ工学研究室(長谷研究室)
https://www.sit.ac.jp/user/alan_hase/
■機械工学科オリジナルホームページ
https://www.sit.ac.jp/gakkahp/kikai/
(写真中央 右:長谷亜蘭 准教授/左:機械工学科4年 小沢光輝さん)