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機械工学科 長谷亜蘭 准教授がJSAEプロフェッショナルエンジニアに認定


2024年5月30日
 工学部 機械工学科 長谷亜蘭 准教授が、自動車技術会(JSAE)プロフェッショナルエンジニアに認定され、5月22日~24日にパシフィコ横浜で開催された2024年春季大会会期中に表彰式が執り行われました。
 自動車エンジニアレベル認定は、JSAEが自動車技術者としてのレベルを技術開発能力や実務経験から認定するもので、自己研鑽と実務経験を積んでいく上での目標となるものとして、2006年から設置されました。技術者および研究者が誇りと自信を持って能力向上に取り組み、さらに広く活躍することができるよう支援しています。

 審査は、自動車技術に関する「継続能力開発(CPD)プログラム」と実務経験の実績をもとに実施されています。技術レベルは、最上位のJSAEフェローエンジニアから、JSAEプロフェッショナルエンジニア、JSAEシニアエンジニア、JSAEエンジニアまでの4段階が設けられています。

 長谷准教授は今回、技術項目「トライボロジー」、業務項目「研究・教育」という専門領域について審査され、JSAEプロフェッショナルエンジニアとして認定されました。

右:長谷亜蘭 准教授

長谷准教授のコメント

 この度、JSAEプロフェッショナルエンジニアに認定いただき、とても誇りに思います。

 長年、トライボロジー(摩擦・摩耗・潤滑)現象の可視化やメカニズム解明、材料開発およびAE計測に関する研究に携わってきました。自動車技術会では、その中でもブレーキ材料に関する摩擦・摩耗メカニズムの究明およびアコースティックエミッション(AE)計測、ゴム材料のスティック・スリップ現象解明、エンジン軸受の焼付き予知などについて追究し続けています。
 これまでに企業との共同研究や学生への指導を通して、自動車技術に関する様々な課題に取り組んできましたが、未解決の課題もまだまだ多く残されています。今回の認定を励みに、いかなる研究課題に対しても共同研究先企業および研究室学生と一丸となって取り組んでいこうと思います。

 今後も引き続き、JSAEフェローエンジニアを目指しながら、自動車技術発展への貢献と持続可能な社会を実現するための研究・教育に邁進していく所存です。

 最後に、今回の認定にあたりご対応いただきました面接官および事務局の方々に御礼申し上げます。 


【参考】
  自動車技術会
   https://www.jsae.or.jp/

  機械工学科 マイクロ・ナノ工学研究室(長谷研究室)
   https://www.sit.ac.jp/user/alan_hase/
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