臨床心理センター
- 2024.04.01
- 臨床心理センターが2024年度心理学セミナーを開催します。
- 2023.09.26
- 第20回SAIKOフェアを開催します
- 2023.04.14
- 臨床心理センター心理学セミナーのお知らせ
臨床心理センターは、本学における心理学の教育研究をより推進し、その成果を地域の方々に還元する目的で設立されました。ここでの活動は大きく分けて3つあります。一般の方を対象にした心理相談、心理学セミナーの開催、学生・院生の臨床実習の場としての働きです。
心理学セミナーでは、一般の方が日常生活に応用できる内容を取り上げています。これまでにカウンセリング入門、脳と心の話、子育て支援の幼児グループ活動、箱庭療法の体験、ストレスマネジメント、臨床心理学・精神医学から現代の非行・犯罪を考えるなどのテーマで開講し、地域に住む多くの方が受講されています。将来的には、セミナーを受講された方が活動の核となり、地域の皆さまが、健康に安心して暮らせるシステムづくりも構想しています。
現代社会は、多くの人が人間関係や子育て、ひきこもりなど、多様な心の問題を抱えている時代です。地域の方々の悩みを少しでも緩和し、健康な人はより健康になれる、そんな臨床心理センターを目指しています。
臨床心理センターの活動内容
- 一般外来者を対象とした心理相談
- 大学院人間社会研究科心理学専攻臨床心理学教育研究分野に在籍する大学院生の臨床実習
- 学部学生の基礎心理及び臨床心理に関する教育
- 臨床心理にかかわる現職者の研修及び研究のための研究員の受け入れ
- 心理学における実践的研究
- 講演、研究会、研修会等の開催
- その他センターの目的を達成するために必要な活動
臨床心理センターについて
本学心理学科には現在5人の臨床心理士の資格を持った教員がおり、臨床心理センターには臨床心理士の資格を持った助教が1名と、非常勤のカウンセラーが4名配置されています。心理相談は、これらの教員,カウンセラーが担当します。
尚、大学院人間社会研究科臨床心理学教育研究分野は、2007年4月に日本臨床心理士認定協会から臨床心理士を養成する課程としての指定を受けました。正式に当センターは、臨床心理学教育研究分野の大学院生の臨床実習施設としての機能を担うことになりました。基礎的な訓練を済ませた大学院生が、教員や専門のカウンセラーの指導の下に心理相談に当たっています。
心理学セミナーは臨床系の教員の専門を生かした、土曜セミナー、子育て支援幼児グループ、箱庭療法の体験、心理学科の実験系の教員による「知覚の不思議」というセミナーを開講しています。日常の生活をより豊かなものにするために御利用ください。
心理相談やセミナーを通して地域の方々に開かれた親しみのあるセンターとして今後とも活動して行きたいと思います。
埼玉工業大学臨床心理センター長 三浦和夫