いつ頃から就職活動準備をはじめたらよいでしょうか?
遅くとも3年春には就職意識を持ち始めてください。第1回就職ガイダンスを皮切りに、毎週のように就職支援講座を実施します。これらは必ず参加するよう心掛けてください。出席するとしないでは、自己PR、志望動機など、就職活動で必要なすべての面で大きな差が開きます。
就職活動準備はどのようなことをすればよいでしょうか?
まず、採用試験対策として、主に筆記試験対策、エントリーシート・履歴書対策、面接対策等があります。また“自分はどんな会社で働きたいのか”業界研究、企業研究が重要になってきます。早めに準備すればするほど、就職活動が有利になるのは云うまでもありません。埼玉工業大学では多くの就職支援講座を3年次に実施します。これは採用試験、業界研究等すべてをカバーする支援講座ですので、必ず受講するよう心掛けてください。
採用試験にはどんな種類があり、どのように臨んだらよいのでしょうか?
- 適性検査(SPI3、CAB・GAB、クレペリン等)
言語、非言語、性格、図形、計算等を正しく速く答える試験。
- 一般常識
高校一年生程度の国語、数学、社会、英語の基礎学力を問う試験。
- 作文
文系の論文形式は少なく、多い出題例として「学生時代に何に力を入れたか」 「社会人になるに当たっての抱負」「卒研について」などが挙げられ、事前に600~800字程度でまとめておくと心配ありません。
- 専門試験
会社で必要とされる、大学で学んだ専門知識を問う試験。
以上が筆記試験ですが、最も重要なのは面接試験です。
- 人事面接
人物、性格を見る。「自己PR」「志望動機」は必ず聞かれます。
- 技術面接
専門学科の基礎的専門知識を問われる。「卒研テーマ」について内容と今後の進め方が聞かれますので、よく内容を理解しておきましょう。
- 役員面接
社長あるいは人事、技術担当役員が面接し、最終決定(内定)を決定します。
グループディスカッション(グループワーク)は、何をするのですか?
グループディスカッションとは、面接官の質問に返答する形式ではなく、主に学生5~10名程度のグループを組ませ、テーマを与えて議論させる選考方法です。集団の中での役割や位置付けなどから、社員としてふさわしいか判断します。自分をアピールすることが重要ですが、自分だけ話し続けたり、他の学生の意見を否定し続けたりすることはマイナスです。また全く意見を出さないのもダメです。要は積極的に議論に参加する姿勢を見せ、コミュニケーション・協調性が取れているかがポイントになります。
学校推薦があると聞きますが、どのようなものですか、また、それはどのような効果があるのでしょうか?
学校推薦とは、一般的に学生が企業に応募する際、企業に求められ、学校推薦(卒研担当教授名)の推薦状を提出することです。推薦状を提出したことによって、必ず合格するという保証はありません。同じレベルだったら自由応募より優先される程度です。大手企業(同系列)では、応募の段階で推薦状提出を条件としているところもありますが、近年ほとんどの企業は自由応募が主流で、内定時点で提出を求められる後追いのケースが増えています。推薦状を提出した企業の内定辞退は、特別の事情が発生しない限りできませんので、十分考えて提出してください。推薦状発行の手続きは就職課へ申し込んでください。
その他就職のことで詳しく聞きたい方は、いつでも就職課窓口(26号館1階)へご相談ください。